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2006年6月29日 (木)

PC-1261

Pc1261 SHARPのポケットコンピュータ(ポケコン)PC-1261.私が中学生のときに,とある病気で2週間ほど入院したのですが,暇な病院生活を有意義なものにしてくれたのが,このPC-1261です.当時,ポケコンはSHARPとCASIOが競っていろいろな種類を出していました.私は,PC-1245も持っていたのですが,画面の狭さと,メモリ量の少なさから,PC-1251あたりを購入しようとしていたところに,PC-1261が発売され,なんとかお金を貯めて購入しました.(すぐに画面の広いPC-1350が発売されがっくり来ました.)

スペックは,RAM8kB,5×7dot 24桁×2行という今ではかなりチープなものです.それでも当時はバリバリとプログラムを組んでました.ちなみにPC-1251は,BASICからVRAMに直接書き込むと画面端にゴミが出ることがありましたが,PC-1261は出ません.

BASICはもちろん,マシン語も使えるので,非常に勉強になった機種です.特に当時は,まだマシン語の仕様が完全には公開されておらず,マニアが独自に解析した結果なんかを雑誌に投稿していました.私も,THE BASIC,I/O,Pio,POPCOMなどを読み漁り,マシン語やアルゴリズムを身に付けていきました.また,PC-1251用のマシン語プログラムは,PC-1261ではたいていの場合,そのままの移植では動きません.VRAMのアドレスや,システムコールのアドレスが異なるためです.これを解析しながら直しつつ移植し動いたときには非常に感動したものです.いまでは,全く忘れてしまいましたが,当時はマシン語コードを暗記していまして,16進数のままプログラムをスラスラ書いていました.今考えると,よく出来ていたなあ,過去の自分を尊敬してしまいます.

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コメント

すごいですねぇ。当時スラスラとできたのであれば、ちょっとした訓練しだいで、すぐにできるようになるのではないでしょうか?何十年も自転車を乗ってなくても、数十分練習して感覚を取り戻すように(笑)。ぜひ、トライして、ブログ上に公開していただければ幸いです。

投稿: ノンブレ | 2010年9月24日 (金) 23時23分

ノンブレさん、コメントありがとうございます。
工学社のマシン語本を見ながらなんとか非常に簡単なプログラムを組めるかなぁというレベルに落ちております・・・。

手持ちのPC-1261は、LCDが薄くなっている部分があり、特にスライドSWは酷使したため擦れでPROやRSVモードに入りずらいなど、だいぶくたびれてきています。なので本腰入れてプログラムをする気にならない今日この頃です。

投稿: Jimmy | 2010年10月 2日 (土) 18時10分

お世話になります。 私もポケコン(特にPC-12xx)には深い思い入れがあります。。 

最近になって、昔を懐かしみつつ愛機PC-1245を久しぶりに動かそうとしたのですが、LCDに不具合(画面左部分が黒っぽく液漏れしたような症状、、)が出ていることに気付きました。。 LCD修理を検討するためWebを探索しているのですが、別ページで下記の記述に出会ったので、唐突ですが書き込みさせてもらうことにしました。。

> PC-1245(2007年8月3日)です。
> 到着した当初は液晶の表示がおかしかったのですが、Jimmy師匠の神の手により復活!!
> これから私の2代目のPC-1245として活躍してもらいます。

実際、PC-1245のLCD修理?は、現在でもできるものなのでしょうか? かなり以前の製品なので、おそらく交換用パーツは存在しないだろうと思っています。

今は亡き父に中学のときに初めて買ってもらったコンピューターなので、とても大事にしていたつもりなのですが、経年変化の現実を受け入れることができずに困っているところです。。

お手数ですが、アドバイスのほど、お願いいたします。

投稿: tfukup | 2010年11月18日 (木) 19時17分

tfukupさん、はじめまして。
想い入れのあるポケコンが劣化で使えなくなってしまうのは悲しいですよね。それにしてもPC-12シリーズは液漏れしていることが多いですね。当時高価だったPC-1500や同時期のCASIOのPBシリーズは、ほとんど液漏れしていませんから、コストダウンなど製造過程に何か問題があったのではないかと思ってます。
修理となるとやはりLCDの交換となるかと思いますが、製造中止から20年以上?経っており、メーカでも部品を持っていないでしょうし、修理はできないのではと思います。残念ながら、オークションなどでLCDの液漏れしていないものを入手するしかなさそうです。
Koukiss殿のPC-1245は一部液漏れしていたのですが、新しい電池を入れて人肌で多少温めるなどしていたら、たまたま治ってしまいました。液漏れ範囲が狭かったことも幸いしてます。(ホントに運が良かった)
私のPC-1261は逆にLCDの一部が薄くなってますが、PC-1255はだいぶ液漏れで浸食されてしまいました。なんとなくではありますが、電池を入れっぱなしにして、ときどき通電していたポケコンは、LCDの液漏れが少ないように感じてます。あるいは液漏れの進行が遅くなっているのかもしれません。PC-1261も電池入れっぱなしでときどき電池の液漏れチェックをしてきましたが、PC-1255は電池切れの期間もありました。このPC-1255も元に戻らないので、LCDの生きている部分でなんとか凌ぐしかなさそうです…。
(ネット上で、温めると良いという記事を見て、白熱電球などで温めてみたところ、多少改善されましたが、常温に戻ると元に戻ってしまいました。またこれをやると液漏範囲が広がるという書き込みも見つけました。今更ながら、やらない方が良かったのかもしれません。)
申し訳ございません。ほとんどアドバイスになっておりませんね…。
こちらこそ、もしなにか改善方法などを見つけられましたら、ご一報いただければ幸いです。

投稿: Jimmy | 2010年11月18日 (木) 21時19分

Jimmyさん
早速アドバイスいただき有難うございます。 とても参考になりました。。
SHARPポケコンPC-12xxのLCD液漏れですが、残念ながら結構有名なようですね。 私もいろいろなWebを探索し始めたところなのですが、複数の方々が同じようなことを感じているようでした。。 その中で、たしかに温度依存性はあるように思います。 今年の夏は猛暑でしたが、私の1245のLCDに黒済み現象は出ていなかったと記憶しますし、最近でも暖かい日に窓際に置いておくと、30分くらいすると黒ずみ部分がかなり薄くなるように思います。 白熱電球で温めると良いというご意見にも納得できる部分もあります。(60℃以上には絶対にしてはいけない、、とか書いてあったようにも記憶します。) なので、今では使用する前に、箱に入れて窓際に置き、自然に温度がゆるやかに上がるようにして、液晶が使えそうになるまで待っているのが現状です。
また、何となくですが、私も通電しておくと長持ちするような気がしています。 私の1245も液漏れ防止目的で、電池を抜いて長期間保管していたのですが、このことが逆に災いしているようにも感じます。 おそらく、既に症状が出ているものは、その進行を遅らせることは多少できるのかも知れませんが、完全に治すことは事実上無理なのだと思っていますが、これからは電池付きで保管することも考えようかと思っています。 ただ、私の1245は、素人工事による下手なRAM増設改造のせいもあり、電池の消耗が早いように思います。 少し以前にも電池を付けた状態で保管したこともあったのですが、未使用の状態で2週間程度で電池が完全に無くなったように思います。(電池そのものが古かったせいもあると思いますが、、)
いずれにしましても、これからも1245を大事にしていこうと思っていますし、オークション等で良いものに出会える機会がありましたら、部品交換や二台目の導入も考えていこうと思っています。

他のページも見ましたが、いろいろと興味深い記事を載せておられるようなので、時々拝見させてもらおうと思いますので、よろしくお願いいたします。

投稿: tfukup | 2010年11月21日 (日) 00時16分

tfukupさん、こんにちは。
やはり温度は関係していますよね。確かに温めると程度はありますが液晶漏れが改善されます。
オークションでも液晶漏れしていないものが出てくことがありますので、液晶自体の品質むらがあるのかもしれませんね。

1245のRAM増設をされていましたか! 当時、わたしも1245を持ってまして、Pioか何かの雑誌に増設記事が掲載されていたので、実行しようとしたのですが、結局RAMが入手できませんでした。いまとなっては、PC-12シリーズのRAM入手は難しそうですね

最近は、なかなかポケコンを弄る時間がなく、ネタが乏しいのですが、なんとか紹介していければと思っています。

投稿: Jimmy | 2010年11月21日 (日) 09時35分

Jimmyさん
私がRAMを増設したのは、たしか高校3年のころだったと思います。 受験勉強の最中に、I/Oか何かの記事に載っていたRAM増設の記事が気になってしかたなかった記憶があります。。
その当時、パーツを購入する資金も乏しかったので、できるだけ安い部品を選んだものです。 雑誌の記事ではフラットパッケージのHM6116やTC5517を、元のRAMの上に載せ、CE/CSといった以外のピンを全て重ねて半田付けするような構成が多かったと思います。 私の場合、フラットパッケージが割高であったことから、あろうことかDIPの6264を選択し、DIPの足を短く切って、1245内部のメカ部品をカットするなどして、何とかDIPを内蔵しました。。(笑) LCDは不調ですが、今でも 10.2K Byte で動作するみたいです。
現在、二台目のマシンを含めて検討中ですが、同時にRAM増設のことも念頭において部品も探しているところです。 実際のところ、昔のように器用に半田付けする自身はないのですが、とりあえず部品の入手も計画しているのです。。 ただ、既にご指摘の通り、SRAMは市場では既にEOLであり、特に小さいサイズは事実上入手不可のようですね。 62256なら今でも入手OKみたいなので、最上位アドレスをPull-upまたはPull-downで固定して、16Kとして使おうかな?とか考え中です。 たしか、1245の場合、18KでもBASICが使えるらしいので、今度RAM増設するばあい、6264と同じ28ピンパッケージの62256を使おうかな?とか考え中です。。 いつになるのかわかりませんが、、、
ダラダラと書いてしましましたが、ご了承ください。 それにしても、マシン語コードを暗記して16進数のままプログラムをスラスラ書いていた、、というのはすごいですね、、 何か面白いネタがありましたら、また載せてください。。 では、、

投稿: tfukup | 2010年11月24日 (水) 22時27分

tfukupさんの書かれている通りの、既存RAMの上に亀の子で乗せて増設するという図だけは未だに覚えています。またICパッケージは忘れましたが、ヤスリで削って薄くしていたような気もします。
tfukupさんは、いろいろと改造されたようですね。非常に参考になります。
ご存知かとは思いますが、62256ですが、秋月で互換品を安く扱っているようです。これならば存分に増設できますね。
また何か改造に着手等されましたら、教えていただければ幸いです。勉強させてください。

投稿: Jimmy | 2010年11月27日 (土) 22時02分

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